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DMMモバイルの格安SIMカードが使えるように準備する
SIMロック解除アダプター(下駄)は通販ショップで簡単に購入できたのですが、SIMカードの場合は、いろいろと事前に準備が必要になります。
今回は、通話機能付きのSIMカードにしたので、ます最初にMNPの準備です。MNP(ナンバーポータビリティ)は、携帯電話会社変更時に番号そのまま継続して利用できる仕組みであり、前もって現在使用しているauに連絡して、「MNP予約番号」を取得しておかなければなりません。
iPhone4Sのアプリ「auお客様サポート」から手続きが出来るようですが、予約番号を受け付けるページをなかなか探せなかった(見つからないようにわざとしているのかと思うくらい見つけられなかった)ので、直接電話することにしました。
auのMNP予約番号受付電話「0077-75470」に連絡すると、携帯電話番号、契約者名義、契約時の暗証番号を聞かれました。MNPの予約と同時にauを解約することとなり、解約手数料3,240円とMNP予約番号発行手数料2,160円がかかるとの説明を受けた後に、そのまま電話口でMNP予約番号を伝えてくれました。
その他の注意事項として、MNP予約番号の有効期限が15日間であることと、次の電話会社と手続きをした時点でauは解約となり、利用料金は日割り計算になるとのことでした。
格安SIMカード(DMMモバイル)導入時の費用について
今回、SIMカードを交換するiPhone4Sは、auスマートバリューの対象機種であった為、移転の手続きが完了した時点で割引も無くなることになりました。
(初期費用)*1回だけ必要になるもの
SIMロック解除アダプター(下駄)購入代金 1,298円
auのMNP予約番号発行手数料 2160円
auの解約手数料 3,240円
DMMモバイルの新規契約手数料 3,240円
よって初期費用の合計は9,938円
(月額費用)
auの利用料金 ▲6,436円
auスマートバリューの割引額 +1,410円
DMMモバイルの利用料金 +1,674円
(シングルコース 通話SIM 3GBプラン)
よって月額費用の削減額は、3,352円
(投資費用の回収にかかる期間)
今回の一連の手続きにより発生した初期費用の合計は、9,938円となり、これを投資費用とした場合、回収にかかる期間は2.96ヶ月(初期費用9,938円÷月削減額3,352)なので、3ヶ月で回収できる計算です。よって、4ヶ月目からは毎月3,352円分のプラスとなります。
DMMモバイルの格安SIMカードを購入する方法
DMMモバイルのSIMカードの購入手続きは全てネットから出来るようになっています。
利用料金の支払いに使用するクレジットカード(番号をフォームに入力)と本人確認用のために運転免許証(写真画像をアップロード)を手元に用意して、10分程度で手続きは完了しました。
手続きをしてから6時間程経った頃に「本人確認ができたので、SIMカードの配送手続きに入ります。」とのメール連絡がありました。
ネットから申込みをしたのは日曜の夕方16時頃だったのですが、その日の夜22時過ぎにメールがありました。休日にも関わらず迅速な対応であり、少し驚きました。
次の日には、「新規契約手数料の決済が完了いたしました。」というメールが届き、クレジットカードによる決済が確認できた連絡があり、その次の日には「ご注文商品のお問い合わせ伝票番号が確定いたしました。」というSIMカードが発送されたと連絡があり、その2日後の昼前にクロネコヤマトにて自宅にSIMカードが届けられました。
日曜日の夕方にネットから申込みをして金曜日の昼前に到着したのですが、申込み手続きの進捗状況が分かるようにその都度メールにて連絡があり、特に気になるような問題は無く、迅速で丁寧な対応であると感じました。
これで、iPhone4SのSIMロックを解除して、SIM下駄を利用して格安SIMによる通信ができるかどうかをチャレンジするためのツールを準備することができました。
格安SIMカード(DMMモバイル)による通信費の削減効果
最初の1台だけのSIMカード換装ですが、利用勝手や使用感を確認して問題なければ、2台目以降のスマホも順次、試してみようと画策しています。
気になるのは、スマホの月額利用料金の削減効果です。現在は5,026円(スマートバリュー適用)なので、DMMモバイルの利用料金1,674円との差額を計算してみると、3,352円になりました。
これは1回限りのことではなく、毎月毎月ずっと続くので、スマホのヘビーユーザーでない方は、格安SIMカードの利用を考えてみても良い様な気がします。
(取らぬ狸の皮算用の例)
家族全員(たとえば4人)のスマホをauから格安SIMカードにした場合
1年間の差額 3,352円×4台×12ヶ月=160,896円 という計算になります。
1年で約16万円の経費削減です。データ通信量の制限があるので使い勝手は多少悪くなるのですが、これだけ安くなるのであれば、お金を取ることになりそうです。
次は、いよいよSIM下駄を使ってSIMカードをiphone4sに挿入します。
【実践記録4】AUのiPhone4sのSIMロックをGPPのSIM下駄でロック解除をしてみた(成功例)