【実践記録4】AUのiPhone4sのSIMロックをGPPのSIM下駄でロック解除をしてみた(成功例)

SIM下駄によるiPhone4sのロック解除は無事成功しました。

iPhone4SをSIMロック解除して、DMMモバイルの格安SIMを使うために、ようやく必要なものが揃ったので、いよいよSIMロック解除をしてみました。

まず、作業に入る前に机上にあるものの一覧です。

  • iphone4Sの本体
  • GPPのSIMカード
  • GPPの下駄(金色の薄いもの)
  • GPPの専用トレイ(金属製のもの)
  • DMMモバイルのSIMカード
  • 押しピン(穴に挿してトレイを引き出すためのもの)

 1)auのiPhone4SからauのSIMカードを取り出す

まずはiphone4Sからトレイを引き出して、auのSIMカードを取り出します。

電源は入ったままで作業します。ピンをiPhoneの側面の穴に挿すとトレイが出てきて画面には「SIMカードが挿入されていません。」という表示が出ます。

画面左上のアンテナ表示の箇所は「SIMなし」という表示が出ています。

2)GPPのSIMカードを入れる

GPPの金属トレーに下駄を載せて、さらにGPPのSIMカードを重ねる。これをiPhone4Sの本体に差込ます(電源は入れたまま)。

ここで「不正なSIMカードです。」という表示が出た場合には、一度引き抜いて再度、差し込みます。

金属トレーの加工精度が少し悪いので、最初はきつい感じがしましたが、何度が抜き差し(写真撮影のため)していると、違和感無く差し込めるようになりました。

「不正なSIMカードです。」という表示も最初の1回だけで、後は全く出なくなりました。最初は嵌め合いが悪く、ただ単に接触が良くなかったのだと思われます。

ここで気をつけたいのは、GPPのSIMカードを挿した時に、iPhone4Sの画面にキャリアの選択画面が出てきます。

この表示が出たら、5秒以内にこれまで使用していたキャリアを選択しなければいけません。

今回はauでしたので「JP AU」を選択しました。

続いて画面には英語で、新しいSIMカードに交換してください。といった内容の表示がでますので「了解(日本語)」を選択します。

3)DMMモバイルのSIMカードに差し替える

ピンをiPhone4Sの側面の穴に挿してSIMカードのトレーを引き出します。

(1)の時と同じように「SIMカードが挿入されていません。」という表示が出てくるので「OK」を押しておきます。

GPPの金属トレーを引き出して、GPPのSIMカードをDMMモバイルのSIMカードを交換します。

この時、GPPのSIM下駄は金属トレーに残しておきます。

DMMモバイルのSIMカードをGPPの下駄の上に載せて、iPhone4Sに差込みます。

ここでも嵌め合いが悪く、きっちりとSIMカードがトレイに収まらない感じ(少しきつい)がありましたが、あまり強い力で押し込むと下駄のIC基盤が損傷する恐れがあるので、丁寧な作業を心がけた方が良いでしょう。

これも何度がするうちに、スムーズにカードがトレイに収まるようになり、全く気にならなくなりました。

4)auのiPhone4SがDOCOOMの電波を拾うようになる

DMMのSIMカードを挿し込んだあとは待つだけです。

画面の左上のアンテナ表示のところが、SIMカードを入れる前は「SIMなし」だったのが、「圏外」になり、しばらくして「NTT DOCOMO」という表示に変わりました。

auにMNP予約の電話連絡をした後、出来なくなっていた090発信(る音声通話)も、問題なく出来るようになっていました。

5)auのiPhone4SでDMMのSIMカードのAPN設定をする

もう少しで終了です。ゴールは目の前です。

最後に必要なのは、DMMモバイルのSIMカードを利用するために、APN(ネットワーク)設定をすることです。

こちらはGPPとは異なり、しっかりした手順書が同封されていたので、ドキドキすることも無く、安心して作業が進められました。

iPhone4Sの「設定」から「モバイルデータ通信」の画面を開いて、「モバイルデータ通信」と「3Gをオンにする」の2つをオンにします。

最後に「モバイルデータ通信ネットワーク」を開いて、「APN」「ユーザー名」「パスワード」を入力(これらの3つの値は同封のマニュアルに記載されています)して完了です。

マニュアル通りに出来たので、これでデータ通信に関する設定は完了したはずなので、確認のためにネットにつないでみると「データローミングがオフです」というエラー表示が出ました。

これは、auのスマホでドコモの回線を利用しようとしているのが原因です。

なぜ、DMMの手順書に記載が無いかというと、auのスマホでドコモ回線のSIMカードを利用するというケースは普通ではあまり無いからだと予想されるからです。

ドコモのスマホ、又はSIMフリーのスマホを利用するのが一般的です。

6)auのiPhone4SをGPP下駄でロック解除してDMMの格安SIM交換してみた感想

正直な感想は「予想に反して、案外簡単にできた。」という所です。

今回は、前もって念入りにネットの口コミや商品レビューをじっくり調べた上で、「SIMロック解除下駄」や「格安SIMカード」を選択したのが幸いしたのだと思います。

本体の電源が切れたら、最初から設定し直さなければならないとか、たびたび電波を拾わなくなる(圏外病と呼ばれている)症状は全く出ていません。

SIM(下駄)アダプタに関しては、失敗例もたくさんあったので、ある程度は覚悟して臨んだのですが、特に大きな問題もなく、スムーズに作業を進めることが出来ました。

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