SIMロックフリーのスマートフォンは次世代のスタンダード

SIMロックフリーのスマートフォン

SIMフリー(SIMロック解除されている)のスマホは、携帯端末による通信業界における次世代のスタンダードになるかも知れません。

SIMフリーという言葉を良く見聞きするようになってきています。言葉だけでなく、日本の政府による「いろいろな通信会社で自由に使える携帯電話にしなさい。」という意向も現実にあります。
SIMフリーによって実際にどういうことになるのかというと、携帯電話の使い方(通信会社や利用料金など)の選択肢が多くなるということです。

今はほとんどの人が携帯電話会社(大手キャリア)の提示する料金をそのまま支払っていると思います。スマホの一番安いプランにしているけど、月々の利用料金が高くて大変だなあと感じている人は少なくないはずです。

毎月支払うスマホ代が、少しでも安くなればと思っていても、他に選択肢が無いから仕方がないとあきらめている人がほとんどです。高いままのスマホの利用料金を、言われるがまま支払っているのが現状です。

そもそも、他に選択肢が無いという状態が、自由な経済市場である日本において、おかしいことだったのです。言葉は少々荒いですが、一部の通信会社によって独占支配されている「搾取システム」が存在しているのです。

総務省による「SIM(シム)ロック解除を義務化する指針」の公表により、通信会社を自由に選択できる環境が広がることは容易に想像できることです。

【搾取システム】
たとえば携帯電話、給与システム、年金、税金、保険・・・・
みんな頭のいいやつが、わざとわかりにくくして、
ロクに調べもしないやつから、多く取ろうという仕組みにしている。
つまり、お前らみたいに頭使わずに面倒くさがっていると、
一生だまされて高い金、払わされ続けるんだ。

「ドラゴン桜(4限目)」 三田紀房氏の漫画作品中で受験指導をする弁護士桜木建二のセリフから引用

大手携帯電話会社(大手キャリア)の言いなりになって、無用な通信費を支払わされている現状に気付かなければなりません。真実を知り、的確な判断によって、携帯電話(スマートフォン)の利用料金を見直す良い機会です。無駄なお金を支払う必要は一切ないのです。

【SIMフリーは世界のスタンダード】

日本でもようやく格安SIMカードが認知されるようになってきましたが、世界の国々から見ると当たり前のことであり、日本のように一部の通信会社がSIMロックによって業界を占有していること自体が普通でなないのです。
よく海外旅行をする方はご存知のことでしょうが、たとえばイギリスは、かなりのSIMフリーな国であり、空港の中に「SIMカードの自動販売機」があるそうです。

sim_narita日本でもようやくSIMカードの自動販売機が設置されたようです。

左図はNTTコミュニケーションズが成田国際空港に設置したSIMカードの自動販売機のイメージになります。

旅行などで訪日した際に、期間型プリペイドSIMを自動販売機で購入して、手持ちのスマホに挿入することで、日本に滞在中にスマホが利用できるようになるそうです。

このSIMカードの自動販売機は、成田国際空港の
第1旅客ターミナル中央ビル本館1階に1台、第2旅客ターミナルビル本館1階に1台設置されています。

まだまだ認知されていないSIMフリーのスマートフォンですが、日本国内においても、これからどんどん普及していくことは、容易に想像できます。

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